湯沢町産のスギ材割り箸 フジロック全体で17万膳の導入決定!

「パチン」と箸を割ることから、日本の森を豊かにしよう!

 フジロックの森プロジェクトの一つが、割り箸です。Jeep®の協力のもと、会場内の飲食エリアと苗場周辺の一部の宿泊施設で17万膳の割り箸を用意していますが、その原材料には会場周辺の湯沢産スギ材を使用しています。地元材でつくった箸を使うことで、木を切り、新たに苗を植え、育て、切るという「循環サイクル」が森に生まれるのです。そうすることで地球温暖化の原因であるCO2もより多く森に吸収することができます。
 日本は世界でも有数の森林国。なのに、国産材の自給率は3割強。割り箸に至っては1割以下で、ほとんどが海外産です。日本の割り箸の使用量は年間200億膳ほどとも言われ、1人あたり150膳ほど使っている計算になります。「割り箸なんて、森全体からすればささいな量」と思うかもしれません。たしかに、ささいな量です。でも、何事も小さな一歩を踏み出さない限り、理想の未来にはたどり着きません。
 苗場の森をリスペクトする手段の一つとして、この割り箸を使ってみてください。「パチン」と箸を割り、おいしい食事を食べるその向こうに、日本の豊かな森が広がる…。そんなみなさんのささいなアクションも、ロックです!

会場周辺の森からスギの木を伐採

フジロック会場周辺の森からスギの木を伐採。「木を使うこと」と「森を守る」ことは矛盾しているように見えますが、「木を使う」とは、原生林や貴重な天然林など保護すべき森林の木を伐って使うのではなく、使うために木を育てている森林(=人工林、育成林)の木を使うことです。

石川県と福島県にスギの木を運搬

森から切り出したスギは、石川県の中本製箸と福島県のNPO法人あたごに運ばれます。日本の森林の4割を占める「使うべき木を育てている森林」は、十分に管理されているとは言いがたい現状にあり、荒廃が目立つようになりました。この理由の一つは、海外からの輸入材が増え、日本の木(=国産材)の利用量が減ったためです。つまり、使うべき森林を育てても売れないため、間伐等の手入れをしても費用がかかり、採算がとれないのです。人の手が入らなくなった人工林等の森林は、手入れされない田畑と同じように荒廃してしまうのです。運び出して使ってこそ、意味があるのです。

17万膳の割り箸をていねいに製作

17万膳の割り箸が手作業と機械作業でつくられます。Jeepのサポートで「フジロックの森×Jeep®」とレーザープリンターで焼き付けられた割り箸も2万膳製作。ほんのりと香りが立ち、なめらかな手触りが特徴のスギの割り箸は、漂白剤を使っていないため色は不揃いですが、素朴な味わいが感じられます。